nk323のブログ

日記兼備忘録

2024年3月16日

・二日酔いでは無いが眠かったので9時まで眠る。寝るの遅かったのでね。
・今日は天気がめちゃくちゃ良い。朝から風呂に入って気分も良い。

・自転車のチェーンがキュルキュル鳴るのが治らないので、チェーンルブとやらを試す。適量がわからずダバダバかけまくる。その結果、なんと治った!凄い!音もならないし、漕ぎ心地も全然違う。道具ってすげ〜。

・買い物に行く。天気も気候も何もかも良い。春の匂いがする。世界が春めいてるねぇ。
・帰って窓を開ける。窓を開けれるくらいの気温になると春が来たことをより実感出来る。

・昼飯はレトルトカレーに焼いた野菜をのっけて食べる。美味い。CoCo壱とかよりよっぽど安い。食べたことないので味は比べられない。

・キュラキュラ音の鳴らなくなった自転車で本屋に行く。快適すぎる。ちゃんと漕ぎやすくもなってるし。
・暑い。暖かいを通り越して暑い。3月頭にはまだ冬だと思っていたのに、急に2段階くらい気温が上がっている。街の中の人も対応出来て無いような気がする。マフラーをしていたり、めちゃくちゃ分厚い上着を着てたり。

・本屋では漫画5冊と恐山の日記に出てきていた『ここはすべての夜明けまえ』と『アルジャーノンに花束を』を買った。積んでる本はいっぱいあるけど、鉄は熱いうちに打て理論でいいタイミングの時に買っておいた方がね...良いからね...。

・『ここはすべての夜明けまえ』を読んだ。なんか凄いねぇ...。SFチックで不死の体を手に入れた人から見た物事の話、多分。なんか前半は人間の嫌さみたいのがぶわ〜っと優しく書かれてた。けど人間の良さみたいなのものも読んでて感じ取れた。後半は急にSFらしい展開になった。最終的な結論は前向きな物に至ったのが個人的にはよかったと思う。
・不死になったからこその物の見方も入ってるのかな。人間だったときは書かれているようなことを思わなかったかもしれない。同じ考え方と言っても、自分の状況が変わったのであれば最終的に出力される考え方は変わるはず。不老不死みたいなものが否定されがちな理由はそこなのかもしれない。

・1時間くらいかけて一気読みしたが、読み終わったあとの喰らう感は凄かった。映画と同じような感覚。本でも味わったのは久しぶりな気がする。漫画だったら『真月譚月姫』の最終巻を読んだ時に同じようなことになった記憶がある。
・いってみれば感動したということにはなるのだろうが、「感動」で一括りにするのは雑な気もする。「感動」の中で手軽に細分化するために「エモい」「チルい」とかの言葉が生まれたんじゃないかな〜と思う。自分もだが語彙とか表現力が無いとどうやって出力したら良いかわからない事が多々ある。そういう時にサッと使える言葉があると楽ちんなのです。良くは無いかもしれないけどね...。

・良かった作品の何が良かったかを書けないのは中々もどかしい。今までは自分の内だけで完結させていたが、日記に書くようになってからはなぜ良かったのかを色々考える。けど、結局よくわからないことの方が多い。まぁええか...。
・「寂しさが残るラストシーンの割に読後感は不思議に明るい。」レビューにこの文が書かれていてこれなんですよねぇ...、と感嘆していた。こういうことを言いたいんですよねぇ...。

・風呂に入りながら人間は多面体みたいなことを考える。最初はただの球だったのが、歳を経て段々面が増えていく。学生の時は学生の面と子供の面とかくらいしかない。成長して就職したりすると、社員の面、社会人の面とか色々細分化されてどんどん面が増えていく。そういうもんだと思う。面が増えれば増えるほど表層に出す面の種類も増やせるし、使い分けが出来る。そうやって世間一般でいう「大人」になっていく気がする。自分はその面の種類を大量に持っておきたい欲がある。大人であり、子供でありたい。

・晩飯は豆腐とひき肉のやつ。卵も焼いて食った。美味い。

・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を見る。絶対悪いやつやろと思っていたら良い人だった。魔法のお陰でなんでもありで面白い。タイムトラベル的なことまでしていてエンタメが凄い。今のところヴォルデモートはほとんど出てこないので、まだ序盤だなというのがよく分かる。